JUWI自然電力オペレーション、PV Japanと業務提携 ～ コミット洗浄の普及で連携 ～

JUWI自然電力オペレーション株式会社（以下、JSEO）は、2023年3月3日付で、太陽光パネル洗浄サービスで最多の国内洗浄実績を持つPV Japan株式会社（以下、PV Japan）と業務提携を締結しました。またこの提携に伴い、2023年6月1日より、PV Japanが提供する発電効率回復保証付き太陽光パネル洗浄サービス「コミット洗浄」を、O&Mサービスとして提供を開始したことをお知らせいたします。

コミット洗浄とは、PV Japanが提供する発電効率回復保証付きの太陽光パネル洗浄サービスです。太陽光パネルの洗浄後、事前診断の結果を受け設定した発電効率の回復目標に達しなかった場合、再洗浄または洗浄費用を減額するサービスです。

■PV Japan コミット洗浄専用Webページ

https://pvjapan.jp/commit-senjyo/

　太陽光パネルは、砂塵や風雨などにさらされ付着した汚れによって、運営開始時より発電量が落ちているケースが珍しくありません。発電量の低下は収益低下につながるため、発電事業者の売電収益が減るというだけでなく、日本のインフラとしても大きな損失です。

　従来のパネル洗浄サービスでは、「パネルを洗浄しないと費用対効果がわからないため、パネル洗浄に踏み切れない」という発電事業者の声がありましたが、コミット洗浄では、洗浄前に発電設備を診断し、洗浄が必要な状態か、また洗浄による費用対効果を把握することができます。パネル洗浄後、事前に設定した目標に達しなかった場合は再洗浄または洗浄費用を減額します。また診断の結果、洗浄による効果が見込まれない場合は、継続的にモニタリングを行い、必要になったタイミングで改めて洗浄を提案をします。

　今回の業務提携により、JSEOはPV Japanとの間でJSEO専用の保証プランを独占的に契約し、自社の顧客ネットワークを活用しコミット洗浄を普及させていきます。またパネル洗浄をきっかけに、O&Mサービス依頼の増加を見込んでおり、顧客のニーズに柔軟に応えられるオプションサービスを拡充していきます。

国内各所での太陽光発電所の導入が進む中、JSEOでは、再エネ発電所の適切な運営と再生可能エネルギー発電所の価値向上ならびに、電力システムとの連携を通じて、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。     

【JUWI自然電力オペレーションについて】

自然電力株式会社と、世界有数の風力・太陽光開発・EPC企業であるドイツのjuwi株式会社が2013年5月に設立した国際ジョイント・ベンチャー。世界標準のO&Mサービスを日本の気象・土壌条件に合わせローカライズしながら、再生可能エネルギー発電所に特化したO&M（運営・保守）を全国で展開している。これまでに累計約932.5メガワット（2023年3月時点）の太陽光・風力発電所O&M業務を受注。2018年より営農型太陽光発電（ソーラーシェアリング）事業に対するO&Mサービスも提供。

URL：https://so.shizenenergy.net/

【PV Japanについて】

太陽光パネル洗浄に特化し、主に産業用太陽光発電施設を対象として、パネル洗浄サービスを展開する日本企業。2017年１月に設立し、太陽光パネル洗浄のリーディングカンパニーとして、日本全国で実績を重ね、国内No.1となる約3.5GWの洗浄実績を持つ。パネル洗浄サービスは、自社開発の特許製品である太陽光パネル専用洗浄機PV cleanerを用いて提供しており、その製造・開発は自社で保有する国内工場で行なっている。また、PV cleanerは販売も行っており、洗浄協力店の拡充、並びにパネル洗浄作業の内製化支援も併せて提供している。

URL: https://pvjapan.jp/