出力制御オンライン化工事

こんにちは、juwi自然電力オペレーション、ブログ編集部のしゅぎょうです。
今回は九州で実施した出力制御オンライン化工事についてです。

つい先日、ある福岡県の発電所でオンライン化工事を実施してきました。
発電所容量は1MW、稼働して約8年が経つ比較的初期の発電所になります。

パワーコンディショニングシステム(以下、PCS)の改修、PCS~ネットワーク間通信方式の変更、架空通信線の活用、監視システムの改修、ネットワーク環境の構築等々、複数社が工事に入る大規模な工事でしたが、無事に工事を終えることができました。

発電所オーナー様が改善したいと思われていた休日の現地対応が無くなり、無事にオンライン化できてほっとされております。

今回はオンライン化工事と合わせて、PCS精密点検やパネル側の点検も実施しました。
いくつか不良箇所が見受けられ、オーナー様と相談して改修を進めていければと思います。

※新たに見つかったパネル割れ

九州では他地域より先行して出力制御が行われてきたためオンライン化が進んでおり、下記表のとおり2021年7月時点で全体の約5割以上の太陽光発電所がオンライン制御に切り替わっています。
弊社管理九州案件でも約9割超の発電所がオンライン制御で運用しております。

※引用:資源エネルギー庁「電力ネットワークの次世代化について」(2021年12月24日)

前回のブログでお伝えした通り、ただいま当社では北海道、東北、中国、四国電力管内向けのオンライン化キャンペーンを実施しております。
通常当社で提供している価格よりも20%値引きをしてオンライン化工事を承っており、オンライン化工事の実績は合計30MWほどとなっております。

オンライン化について分からない点などがあればぜひお気軽にお問合せください。

最後までお読みくださりありがとうございました!

 

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